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国連ユースボランティア体験記(2019年度)シリーズ② ~古瀬 菜々子さん編~
国連ユースボランティアプログラム(UNYV: United Nations Youth Volunteers)は、国際機関である「国連ボランティア計画(UNV: United Nations Volunteers)」により開発途上国に設置された事務所や現地政府機関で行う大学生のためのインターンシッププログラムです。
2019年度にこのプログラムに参加した本学学生3名の体験記を、シリーズで掲載します。
※これまでに参加した学生の記事は、こちらをご覧ください。
古瀬 菜々子さん
参加したきっかけは何ですか
国際的な仕事に興味があり、国連で働くことで国際支援の最前線を自分の目で見て学びたいと思い、参加を決意しました。
どんな活動をしましたか
国連開発計画(UNDP:United Nations Development Programme)がバルバドスで行っている日本?カリブ気候変動パートナーシップというプロジェクトの広報担当として派遣され、Instagramでの情報発信や、レポートの作成を行いました。
2019年12月には、CariSECURE(※)というプロジェクトにも携わり、広報活動の一環としてグレナダへ出張に行きました。グレナダでは現地の警察にインタビューを行い、プロジェクトについての意見や様子をまとめた動画を制作しました。また、UNDPが毎年発表している「人間開発報告書」の発表の際には、SNSで発信するための動画を制作するなど、プロジェクトだけでなくUNDP Barbados本体の広報にも携わることができました。
活動を終えての感想を教えてください
バルバトス到着当初は、歴史も文化も全く知らない現地での生活に毎日驚き、投げ出したくなるような辛い時期もありました。また、様々な国から専門家が集まる職場では、自分の知識不足を痛感しました。しかし、職場で他愛のない話をして笑いあった国連スタッフの方々や、日々の生活の中で知り合った地元の人とのつながりが励みになり、毎日充実した日々を送ることができました。UNYVでの経験を通して、自分が将来どのような立場から社会に貢献できるかを模索する、大きなきっかけを得ることができました。バルバドスで過ごした経験をもとに、自分の弱みを克服できるように意識して、残りの学生生活を送っていきたいと思います。
古瀬さんの中間報告はこちらをご覧ください。